2012年1月勉強会

スタッフブログスタッフブログ

2012.01.30

2012年1月勉強会

こんにちは。浅井歯科医院 浦田です。

寒い日が続いていますが、体調を崩していませんか?

さて、1月28日に浅井歯科医院では1月の勉強会が開催されました。

浅井歯科医院では月に1度、洛西口と上桂のすべてのドクター・衛生士・助手が集まって受け回りで各自勉強した内容をスライドを作って発表し、みんなで検討しあう時間を設けています。

今回はいつもお世話になっています、三菱京都病院 口腔外科の滝沢茂太先生と

毎週水曜日の16時から親知らずの抜歯など難しい症例を担当していただいてる

大阪医科大学付属病院 歯科・口腔外科の有吉靖則先生に来ていただいて、

発表していただきました。

滝沢先生には「口腔外科領域の炎症について」という題で発表していただきました。

炎症は当院にも「親知らずが腫れた」などで来院される患者さんも多く、

そのほとんどが飲み薬で治るのですが、ひどくなると点滴が必要になることもあります。

今回の発表では点滴でも良くならず、入院して顔の外から切開して排膿させた症例

など、とくに重篤な症状で開業医では手が施せなくなった患者さんがどういった経過で

良くなっていったのかということがよくわかりました。

 

また、有吉先生には「ビスフォスフォネート系製剤と顎骨壊死」という題で発表して頂きました。

ビスフォスフォネート系のお薬は、最近は骨粗しょう症の患者さんが、内科や整形外科で多く処方されています。

一見、歯科には関係の無いように思うお薬ですが、実は長期に渡って服用されていたり、

点滴されていると、抜歯をすると傷が化膿してしまったり、治りが悪くなったり、治らなかったり・・・となかなか大変なことになってしまいます。

もし、身近な方で「骨粗しょう症のお薬」を服用している方がおられたら、歯医者さんに必ず伝えるように教えてあげてください。

両先生の発表は普段の臨床に付随したものでとても勉強になりました。

次は2月18日に勉強会が開催されます。

ちなみに私の発表は夏ごろの予定です。いつもドキドキします。