歯科補綴について。

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2021.10.20

歯科補綴について。

こんにちは。
今週から急に寒くなり、だいぶ秋らしくなってきました。

今日は虫歯治療の補綴(被せ物や入れ歯)についてお話しさせて頂きます。補綴歯科は、主に虫歯や歯周病、事故などで歯が欠けてしまうなど、歯を失った場合に補綴装置を用いてお口の機能や見た目を回復させる治療を指します。補綴装置には、インレー(詰め物)やクラウン(被せ物)、ブリッジ、部分入れ歯、総入れ歯、歯科インプラントがあります。
補綴装置の材料には金属やセラミックなど複数あり、お口の状態や予算に応じて選択します。場合によっては、希望する補綴装置を使った治療が受けられないこともあります。

・歯科治療で補綴が大切な理由
歯が大きく欠けてしまったり、歯を失ったりしたままで放っておくと、周りの歯が倒れてきたり、噛み合う歯が伸びたりして、噛み合わせや歯並びのバランスが崩れてしまうことがあります。歯並びや噛み合わせが悪くなると、発音、見た目、顎関節などに悪影響を及ぼすことや、よく噛めないことから胃腸に負担がかかることなど、様々な弊害が生じることが考えられます。
噛み合わせや歯並びの悪さによる悪影響を極力予防、もしくは早期に改善して、お口の正常な機能を回復し、維持することは補綴治療の大切な役割です。歯を失ってから痛みや腫れが治まったという理由で歯科治療を中断しないようにしましょう。