治療を中断するリスクについて

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2022.02.08

治療を中断するリスクについて

こんにちは!上桂院です!
歯が痛くなって歯医者に行ったものの、もう痛みが取れた、仕事が忙しくて時間がない、予約日に行けなかったなどの理由でそのまま通わなくなったという方はいませんか?
治療を中途半端に終わらせてしまうと、後々もっと悪化して抜歯が必要になるケースも多々あるのです。

歯の治療は、痛みが取れたら終了ではありません。
痛みの原因となった病巣をきちんと治療することが重要です。歯医者に通うのは面倒に思われるかもしれませんが、後で大事になって後悔しないためにも完治するまできちんと通院することが、あなたの大切な歯の健康維持につながるのです。

治療中断ワースト5!
①応急処置のまま
 来院された時に痛みが強い場合、応急処置を行って痛みを軽減します。
 しかし一時的に症状が良くなるだけで、根本的な原因はそのままです。
 治療を中断してしまうと、以前にも増して症状が悪化してしまいます。
②薬を埋めたまま
 むし歯の場合すぐに治療せずに、歯の神経を鎮静する薬を入れ、
 詰め物をして様子を見ることがあります。しかしこれは仮の材料で詰めているだけです。
 材料もしっかりした物ではないので、次第に崩壊してしまいます。 
③抜歯したまま
 抜歯をしたまま放置していると、隣の歯や、噛み合わせていた歯が移動して、
 噛み合わせのバランスが崩れてきます。
 抜歯をしたらできるだけ期間を空けずに補てつ物を入れる方が、
 適合の良い補てつ物に仕上がります。
④仮歯のまま
 仮歯は一時的に見た目が元のようになりますが、プラスチック状の樹脂のため、
 時間の経過とともにすり減ってしまいます。
 そのため噛み合わせが悪くなってしまったり、歯を削ることになってしまう場合もあります。
⑤神経を抜いたまま
 歯の神経を取る治療や、歯の根の治療を行っている場合など、
 痛みがなくなった後も治療に回数がかかることも少なくありません。
 しかしここで中断してしまうと、歯の寿命を一気に縮め最悪の場合、抜歯になることも。

コロナ禍で来れなくて難しい時もあるかもしれませんが、大切な歯を失わないように治療を続けていきましょう!